佐川急便の制服を着た男性が、宅配荷物を地面にたたきつけたり、台車を持ち上げ投げつけたりしている動画がアップされ、ニュースになりました。伝票書き換えや配達の延滞などで何かと話題になっている佐川急便です。
お客さんの荷物を地面にたたきつけることも、伝票を書き換えることも決して許されることではありません。荷物が届かないことも信用問題につながります。仕事をしている以上、やはり責任をもつということは絶対だと思っています。
でもね、仕事に責任をもつことは絶対だと思ってはいても、配送業者の方々ってやっぱり大変だと思うんです。大変なのは配送業者だけじゃないだろ、っていう意見はとりあえず今はおいておいてなんですけどね。
だって私、配送業者の方々には本当にお世話になっているんです。
今日も寒い中、営業所に届いたばかりの荷物をクロネコさんが届けてくれました。
不在票が郵便受けに入っていて、電話をすると近くにいるからとすぐに届けに来てくれたり、「○時頃にしか行けませんが、大丈夫ですか。すみません。」と丁寧に対応してくれたりもします。
冷蔵庫や洗濯機の大型家電もネットで買う私。届けてくれた時は、引っ越し並みに丁寧に養生して運び込んでくれました。
箱が少しつぶれていたときは、配送の方がつぶしたわけでもないだろうに「すみません」と言って、中身の確認をしてもらえないか、と丁寧に話してくれました。
また、大型家具を配送してもらうとき、どうにもならない事情が重なり家をしばらくあけなくてはいけなくなり、受け取りができませんでした。事情を話すと、その間預かってくれた、ということもありました。
田舎に住んでいる私は、通販を利用しないと手に入れることができないものがたくさんあります。通販で買って、配送業者さんが届けてくれるおかげで、生活の中に楽しみが増えています。
うちに来る佐川の方は、いつも笑顔で「おまたせしてすみません」などと一言つけてくれます。全然待たされていないのに、心づかいがありがたいです。
いつも丁寧に荷物を運んでいただいて、こちらこそ本当にありがとうございます。
現代の日本において、配送業者はなくてはならない存在です。
通販の配達サービスは、どんどん向上していきます。注文した翌日に届くだけでも驚きなのに、今では注文して１時間後には届くなんてサービスもありますよね。
送料無料の商品もたくさんあります。いったいどんな契約になっているのかわかりませんが、そうしたサービスの向上、上で結ばれた契約により、配送業者の方々、ドライバーさんの負担は増す一方でしょう。
日本の配送業者のサービスはすばらしいと聞くことがあります。時間を指定して、その時間に届くなんて、本当にすばらしいことだと思います。
日本人は、そうしたサービスに慣れすぎてしまっているんですよね。
荷物の多さ、再配達の多さ、人手不足。
忙しいから何をやってもいいという話ではないですよ。
でも、忙しさが人を壊してしまうこともあります。
配送業者の方々の働く環境が少しでも改善されることを願っています。
本当にいつもお世話になっています。ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。