ムーミン×ニーム トートバッグ3点セットを検証【リンネル6月号付録】

2017年4月20日発売、宝島社『リンネル』(定価890円)の付録は、「ムーミン」とフレンチカジュアルブランド「ニーム」のコラボレーション「ムーミンファミリーのマリンなトート3点セット」です。

付録の箱を開けてみましょう。

大、中、小のサイズ違いのコットンバッグ3点がコンパクトに収納されています。
一番上には、湿気防止のための乾燥剤シリカゲルが置いてあります。

3点セットのデザインとサイズ

3点セットを重ねて置いてみると、写真のようなサイズ比になります。
実際の大きさを1つずつ見ていきましょう。

特大トートバッグ

リトルミイがデザインされたドット柄の特大トートバッグは、マチはありませんが雑誌も楽々入る大きさです。

リトルミイがムーミンのしっぽをもっている!と思って、裏返してみると

ムーミンがいました。

表から裏へと続くムーミンのデザイン部分は、縫製なしの続き布になっています。

特大トートサイズ

サイズは、たて41.5×横38㎝です。
横にしたリンネルも楽々入る大きさです。

たてに入れても余裕で入る大きさは、何かと便利に使えそうです。

持ち手の部分は、リンネルの横とほぼ同じ長さになっています。

リンネルの横のサイズは、およそ23.5㎝です。
横にした状態のリンネルを持ち手に余裕で通すことができる長さになっていますので、肩にかけて使うこともできます。

中型トートバッグ

ムーミンファミリーがデザインされた中型トートバッグです。

中型トートは、底の部分を折って袋状にしています。
裏側のデザインは、表側のデザインの上下が逆になったような仕上がりになっていますが、柄としては変化はありません。

中型トートサイズ

サイズは、たて23.5㎝×横20.5㎝です。
リンネルよりも、ひと回り小さいサイズになっています。
中型トートバッグのたてと、リンネルの横の長さが、ほぼ同じになっています。

特大トートと重ねると、4分の1くらいの大きさでしょうか。

並べたときの状態です。

ハンドタオルが入ります。
文庫本なども、余裕で入る大きさです。

長財布も飛び出さずに入れることができました。

持ち手の長さは10㎝ほどで、うでにかけることができます。
財布とかぎだけ持ってスーパーに買い物に行くときに、ちょうど良い大きさです。

極小ちびちびトート

ニームを象徴するような青ボーダーにリトルミイがデザインされた極小ちびちびトートです。

裏側は無地です。

ちびちびトートサイズ

サイズは、たて12×横11.5㎝です。
極小というだけあって、たたんだハンドタオルも入りません。

リンネルの表紙には「かぎや小物入れに」と書いてありましたが、とめ具もありませんし、かぎを入れるには、ちょっと不安があります。

家の中で、袋収納にするのが良さそう、というのが今の私の考えです。
みなさんは、どんな使い方をしますか。

特大トートと比べると、10分の1くらいでしょうか。
中に入れると、迷子になりそうですね。

ムーミントート3点セットの品質

付録といえども、品質は気になります。

3点とも手触りは違いますが、布は日常使いでダメになりそうな印象は受けません。

特大トートは、厚めの布が使われていて、さわると少しゴワゴワしてかたい感じがします。
中型トートとちびちびトートは、少し透け感がある布です。
中に入れた物の形が、けっこうわかってしまいます。

気になる縫製

縫製がしっかりしていれば、重いものも安心して入れられます。
今回のムーミントート3点セットは、縫製の面で不安が残る部分もあります。

特大トートの持ち手の根元を裏側からみたものです。
一か所の直線縫いで持ち手が取り付けられています。
二重には縫われて補強がされてあります。

気になるのは、糸のほつれが多いことです。

特大トートの底部分です。
かがり縫いをしたところが、はじからほつれています。

中型トートの底部分です。
見事なまでに糸がビローンと伸びていました。

ちびちびトートの上端です。
糸が、どんどんほつれてきそうな勢いを感じます。

全体的に糸処理の甘さが気になるトートバッグとなっています。
当たり、はずれもあるのでしょう。

仕上がりの甘さをいかにカバーするか、というのも付録のひとつの楽しみかもしれません。

最後に、トートバッグに少しにおいがあります。
においに敏感な人は注意が必要でしょう。
陰干しをして様子をみてください。

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