2017年2月3日、ニチガスが卓上コンロ用カセットボンベを自主回収するお詫びとお知らせを出しました。対象商品は、ジョイファイヤーボンベや象印ガスボンベ、火子ちゃんボンベなど数多くあります。
回収対象は、製造元が「日本瓦斯株式会社」であり、2011年12月以降につくられたものです。
ツルハからも、プライベートブランドであるM’s oneの卓上コンロ用カセットボンベを回収するというお知らせが出ています。
M’s oneの卓上コンロ用カセットボンベは、ツルハドラッグやくすりの福太郎で販売されているものです。
卓上コンロ用カセットボンベにガス漏れの可能性
回収の理由は、ガスが漏れる可能性があるからと、アナウンスされています。
ただし、ガス漏れの可能性があるのは、卓上コンロにセットした時とのことです。
セットしていない状態で、ガス漏れが起こることはないようです。
ツルハからは、次のような案内が出ています。
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、当社が日本瓦斯株式会社に製造委託し販売しておりましたM’s one 卓上用コンロ用カセットボンベ製品
において、極めて稀にではありますが、内部部品の不具合に起因して卓上コンロにセットした際に微量のガスが漏れる
可能性のあることが製造元である日本瓦斯株式会社より正式に発表がありました。
つきましては、事故を未然に防止するために、当該商品をご購入され、保管されているお客様におかれましては
直ちにご使用をお止めいただきますとともに、誠にお手数ではございますが、下記の問い合わせ窓口へご連絡していただくか
当社におきましても販売した商品は店頭にて商品回収を承らせていただき、商品本数分のご返金をさせていただきます。
このたびはお客様にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後は再発防止に向け、
管理体制の一層の強化に努める所存でございますので、何卒ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
案内では「きわめて稀」「微量のガス」という表現がされてありますが、万が一、きわめて稀な事例が自分の身におきて、微量のガス漏れが原因で爆発が起きた、などとなれば大変なことです。
M’s oneに限らず日本瓦斯株式会社が製造した卓上コンロ用カセットガスボンベを持っているかたは使用をやめ、お店にもっていく、または問い合わせ先に連絡をしましょう。
回収対象製品
回収の対象となっている製品の一部を紹介します。
- M’s one RFボンベ
- ジョイファイヤー ボンベ
- ジョイファイヤージュニアボンベ
- RFカセットボンベ
- CFカセットボンベ
- プロリーブジョイファイヤーボンベ
- ゼピールハイカセットボンベ
- 象印ガスボンベ
- 象印ミニガスボンベ
- CO・OPガスボンベ
- プリンスカセットボンベ
- 火子ちゃんボンベ
充填者が「日本瓦斯株式会社」となっているものが対象です。
製品名が同じでも、充填者が違うことがありますので、まずはカセットガスボンベの充填者名をチェックしましょう。
対象商品の確認方法
充填者表示と製造年月日をチェックして、対象製品であるかどうか確認しましょう。
充填者表示
充填者表示は、カセットボンベの側面に表示があります。
商品名に対して裏側にあたる部分に記載があります。
「日本瓦斯株式会社」となっていれば対象製品です。
製造年月日
製造年月日はカセットガスボンベの底の部分に書いてあります。
対象となる製造年月日は2011年12月以降となります。
対象商品の連絡先
ツルハで買ったカセットガスボンベならば、お店にもって行くのが一番かんたんでしょう。
ツルハでは、「回収のうえ商品本数分の返金をする」とアナウンスされています。
M’s one以外のカセットガスボンベについては、日本瓦斯株式会社(ニチガス)の連絡フォームを使うか、電話などで問い合わせるとよいでしょう。
■お問い合わせ窓口 ■ニチガスHP |
ニチガスのカセットガスボンベは、使っている人も多いはずです。
万が一のことが起こらないように、身近な人に知らせておきたいものです。