狭い場所にも置けて、コロンとまるいフォルムが愛らしい無印良品の歯ブラシスタンド。
丈夫な天草陶石が使われた磁器歯ブラシスタンドは、歯ブラシ1本用です。
無印良品にそっくりダイソーの歯ブラシスタンド
この無印良品の歯ブラシスタンドにそっくりなものが、100円ショップのダイソーにあります。
以前は、三角形の歯ブラシスタンドしかありませんでしたが、四角形、さらに無印良品と同じような丸形のものも出ています。
私が行ったダイソーでは、三角形のものはもう置かれていませんでした。後日、三角形のものもあり、丸、三角、四角がそろっていました。
ダイソーに三角形の歯ブラシスタンドしかなかったときは、買うのをためらっていたのですが、四角形や丸形は買ってしまいたくなるデザインです。
写真は、左から無印良品、ダイソー四角形、ダイソー丸形(アルファベット入り)です。
上から見ると、こんな感じ。
形の違いこそあれ、見た目の質感やデザインは、無印良品とダイソーのものに大きな違いは感じられません。
特に、四角形のものは、色味から光があたった時の感じまで無印良品のものにそっくりです。
無印良品の歯ブラシスタンドは、1個300円です。ダイソーで買えば、3分の1の価格におさえられるということになりますね。
しかし、気になるのは価格だけではありませんよね。
もちろん、使い勝手が良くなければ、買って損した、ムダになってしまった、ということになってしまいます。
歯ブラシを立てたときの違い
歯ブラシスタンドですから、一番気になるポイントは、歯ブラシがきちんと立つかどうか、という点です。
実際に、無印良品、ダイソー、それぞれの歯ブラシスタンドに歯ブラシを立ててみました。
一般的な歯ブラシ
歯ブラシ売り場で、最もよく見かけるタイプの歯ブラシです。
3タイプとも、穴にひっかかることもなくスムーズに立てることができます。
どれも安定して立っています。
無印良品のものが一番角度がついているように見えますが、実際は四角形のものと大差はありません。(私の写真技術の問題で角度がついているように見えるのですね。)
持ち手が厚めの歯ブラシ
私が一番よく使う幅広歯ブラシです。(幅広歯ブラシの記事も書いています。)
幅広歯ブラシは、持ち手が少し厚くなっています。
穴にひっかからず、スムーズに入るのは無印良品のものだけです。
安定感があり、無印良品の歯ブラシスタンドは持ち手が厚めの歯ブラシでも問題なく使えます。
ダイソーの四角形タイプの歯ブラシスタンドは、歯ブラシを入れたときに、少し穴にひっかかりができます。それでも、立ててしまえば少し衝撃を加えたくらいでは、倒れることなく安定して立っています。
しかし、歯ブラシを取り出すときにも、抵抗があり、場合によっては歯ブラシと一緒に歯ブラシスタンドまでも持ち上がってしまいます。
ダイソーの丸形タイプは、前のめりにしか立てることができませんでした。
しかも、少しさわっただけですぐに倒れてしまいます。
残念ながら、ダイソーの丸形タイプは、持ち手が厚いタイプ歯ブラシには向かないようです。
電動歯ブラシの替ブラシ
実は、私が無印良品の歯ブラシスタンドを買った目的は、電動歯ブラシの替ブラシ用としてでした。
替えブラシを2種類使っていたので、それを立てておくものがほしかったのです。
一般的な歯ブラシスタンドでは、替ブラシはすっぽりはまってしまうのに対して、無印良品のものは、ちょうど良くおさまってくれます。
私が使っている電動歯ブラシは、ブラウンのものですが、3タイプともおさまりよく立っています。出し入れに問題もありません。
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ペン
ついでにペンも立ててみました。
一般的な太さのペンであれば、3タイプとも出し入れもしやすく、安定感もあります。
メモ用紙のとなりに、ペンを一本立てておきたいときに便利ですね。
カラーバリエーションの違い
使い勝手がわかったら、デザインの種類なども気になってきます。
3タイプのデザイン、カラーバリエーションを比べてみます。
無印良品
無印良品の磁器歯ブラシスタンドは、パステルカラーのものが多く、ピンク、ブルー、ライトグリーン、グレー、マスタード、ライトブラウンなどがあります。
ほかにも、白磁、ガラス、アルミなど素材が違うものもあります。
また、数量限定で特別色が出ていることもあります。
ダイソー四角形
私が見た店舗では、四角形タイプのカラーは4色でした。
ピンク、ブルー、ホワイト、クリーム色です。
クリーム色というのは、私がそう判定しただけで、実は違う色名かもしれません。
歯ブラシを立てた写真で写っていたものが、クリーム色と私が言っている色です。
色味としては、無印良品のものにすごく近いと感じました。
ダイソー丸形(アルファベット)
ダイソーの丸形のものには、アルファベットが入っています。
AからZまで全部あるかは不明ですが、アルファベットによって文字色が決まっています。
Aは写真のように赤です。
Aは私にはまったく関係のないアルファベットですが、赤がかわいいと思って買いました。
Sはグリーン系、Mはピンク系、Rは茶系、Yはブルー系などとなっていました。
私が行った店舗、なぜかMだけが他のものと比べて大量にありました。
自分に関係のあるアルファベットを探すのも楽しそうです。
アルファベットがそろっていれば、ことばを作ってならべるのも楽しそうですね。
大きさの違い
参考までに大きさの比較をのせます。
私が計測したものなので、誤差があります。
だいたいの大きさとして、参考にしてください。
直径 /横 |
高さ | 穴直径 (上) |
穴直径 (底) |
|
無印良品 | 4㎝ | 3㎝ | 2㎝ | 1.5㎝ |
ダイソー四角 | 3.5㎝ | 3㎝ | 2㎝ | 1.5㎝ |
ダイソー丸 | 3.2㎝ | 2.5㎝ | 1.5㎝ | 1.2㎝ |
穴の構造に違い
無印良品とダイソーの穴の大きさは、入り口となる上の部分も底になる部分もほぼ同じです。
しかし、無印良品は、入り口から底に向かってなめらかに円が小さくなっていくのに対して、ダイソー四角形は、半分くらいの位置で急激に穴の大きさが小さくなっています。
穴の構造の違いは、実際に穴に指を入れてみるとよくわかります。
また、ダイソーの歯ブラシスタンドは、1つ1つ穴の大きさが微妙に異なります。
売り場で指を入れて確かめてみると「穴が小さくて入らない」という失敗も防げそうです。
穴の大きさの変化の仕方が違うので、幅広の歯ブラシを入れたときに、ダイソーのほうでひっかかりができたのですね。
ダイソーは店舗によって取り扱っている商品も違うし、一度売り切れになったときに再び入荷するとも限りません。
ほしい商品があるときは、早めにチェックをすることをおすすめします。
1本用の歯ブラシスタンドは、4㎝の幅さえあれば狭い場所にもおけて便利。おすすめです。
ダイソーのハローベア歯ブラシスタンド
ダイソーには、無印良品の歯ブラシスタンドとは形が違うタイプの1本用歯ブラシスタンドもあります。
「ハローベア歯ブラシスタンド」という商品名で販売されてある歯ブラシスタンドは、ベルのような形をしていて「ハロー」と言っているクマさんがデザインされています。
材質は磁器で、クマさんの後ろには英字がデザインされています。
クマさん側でも、英字側でも好みのほうを選んで置くことができますね。
違いは穴の構造
ハローベア歯ブラシスタンドは、先に紹介した3つの1本用歯ブラシスタンドと形が違うことは見た通りです。
実は、形以外にも大きく違うところがあります。
それは、「穴の構造」です。
先に紹介した3つの歯ブラシスタンドは、3つとも入り口の穴が大きく、底に向かって穴が小さくなります。
ハローベア歯ブラシスタンドは、穴の構造が逆で入り口の穴が一番小さく、底に向かって穴が大きくなっています。
入り口の穴が一番小さいということは、入り口に入りさえすれば、ひっかかりを気にすることなく問題なく使えるということになります。
ハローベア歯ブラシスタンドのサイズ
ハローベア歯ブラシスタンドのサイズを先に紹介した3つの歯ブラシスタンドと比較してみます。
直径 /横 |
高さ | 穴直径 (上) |
穴直径 (底) |
|
無印良品 | 4㎝ | 3㎝ | 2㎝ | 1.5㎝ |
ダイソー四角 | 3.5㎝ | 3㎝ | 2㎝ | 1.5㎝ |
ダイソー丸 | 3.2㎝ | 2.5㎝ | 1.5㎝ | 1.2㎝ |
ハローベア | 5.1㎝ | 4㎝ | 1.8㎝ | 3㎝ |
ハローベア歯ブラシスタンドの直径は、一番大きい底の部分を測っています。
入り口となる上の部分の穴直径は、無印良品やダイソーの四角形のものと比べて2㎜ほど小さいのですが、歯ブラシは問題なく入ります。
入り口近くを見ると歯ブラシを入れても余裕があることがわかります。
無印良品の歯ブラシスタンドと写真で大きさを比較してみました。
ハローベア歯ブラシスタンドは菜箸も立つ
背の高いハローベア歯ブラシスタンドは、長い菜箸も立てることが可能です。
立てている菜箸は33㎝と長いものですが、先のほうを下にして入れたとき、ぐらつくことなく安定して立っています。
無印良品やダイソーの四角形の歯ブラシスタンドは、作りはしっかりしているのですが、高さが足りないために、33㎝の菜箸は先のほうを下にして入れると、立てることができないんですよね。
1㎝の違いって大きいです。
なお、1本用歯ブラシスタンドは、底がありませんので菜箸を先のほうを下にして立てるときは小皿などの上に乗せて使うことをおすすめします。
菜箸の先のほうを下にしたほうが習慣としては入れやすいので紹介しましたが、実は先のほうを上に向けて菜箸を立てると、無印良品のものでもちゃんと立ちます。
先のほうを上にしたほうが汚れませんし、衛生的ですね。
安定感でいうと、ダイソーのハローベア歯ブラシスタンドのほうが安心できます。
1本用歯ブラシスタンドは、歯ブラシに限らずこまごました細長いものを立てるのに便利なツールです。
いろいろな用途を開発してみるのもおもしろいですね。
私は、たまごを立ててみました。
実は、料理中「ちょっと一時置き」に、けっこう使っています。