部屋を片付けてやせるダイエットに挑戦

部屋は自分の心をうつす鏡

新年になり、今年こそはやせるぞ!と決意している人も多いのではないでしょうか。
私も、その一人です。

私の場合、「新年になって」というよりは、もう習慣のように「ダイエットしなければ」と思っています。
もはやダイエットするぞ詐欺ではないかと思うくらいに。

話はがらっと変わりますが、ダイエットしたい!と考えているあなた、部屋はきれいですか?
私の部屋は、お世辞にも「きれい」とは言えません。

片づけなきゃ!とは、いつも思うのですが、ついつい雑誌を積み上げたりしてしまいます。
部屋は散らかる一方です。

仕事を変えて、時間的余裕ができて満足していたはずの私。
でも、意識しないようにはしていたものの、やはり今後の生活に対して大きな不安を抱えているようです。

「部屋は自分の心をうつす鏡」
というようなことが言われていますよね。

そして、「太っている人は部屋が汚い」とも言われます。

私は、どちらにも当てはまります。
自分と向き合うことを避けた結果が、自分のからだであり、部屋なのです。

でも、私、自分と向き合うことをしていない、と意識していたわけではないのです。
これに気付いたのは、雑誌の記事を読んでからです。

片付けられずやせにくい人

『日経ヘルス』に「空間心理カウンセラーが指南 片付けでやせる」という記事がありました。
空間心理カウンセラー伊藤勇司先生の記事です。

最初、タイトルを見たときは「片付けで動くからやせる」という原理かな、と思いましたが、内容はまったくちがうものでした。

伊藤先生は、片づけられずやせにくい人の特徴として次のように言っています。

自分をおろそかにしやすく、心がどこか満たされない部分があると、物が増えやすい傾向に。

他人優先で大切にするから、自分は思うようにできず、ストレスがたまって物欲や食欲に向かっていく、と言っています。部屋が散らかる原因、太る原因ですね。

そして、物が多くなりすぎて、動くのが面倒だし、物を大切に扱わないで、何でもかんでも床に置いてしまうということです。まさに私です。

さらに、自分や物と正面から向き合うことを避けている、結果的に物を大事にできない、とのことでした。

片付けでやせる

伊藤先生は、やせる部屋づくりのためにすることは、たった2つのルールを守るだけだと言っています。

その2つのルールとは

  1. まずは「1点」だけをきれいにする。きれいにした状態を1週間キープする。
  2. 無理に捨てなくてもOK。自分の現状を確認し、本当に好きなもの、必要なものを客観的に把握する。

床の上に、積み上げられたものを片付けると、本当にすがすがしい気持ちになります。しかし、私の場合、3日もすれば、また物が積みあがってしまう。

なるほど、1週間キープがポイントなんですね。きれいな状態の習慣化が大事だそうです。

やせる部屋づくりのルール、2つ目が私の心に響きました。
断捨離とかミニマリズムとか、とにかく最小限のもので暮らそうという風潮が強い今日この頃、ものを捨てられない私にとっては断捨離は心に痛いことばでした。

でも、伊藤先生の言っているルール「無理に捨てなくてもOK」は、実は断捨離と根本的な考え方は一緒なんですよね。本当に自分が必要なものだけを残しなさい、ということですね。

それでも、「無理に捨てなくてもOK」と言われると、なんだか勇気がでてきます。最終的には、自分とも物ともちゃんと向き合って、好きなもの、必要なものを残すということなんですけどね。

断捨離って、「すぐに決断しなさい」と、せかされているような気がして、なんだか納得できない自分がいたんです。

ちなみに、片付けは3ステップ「出す」「磨く」「戻す」で誰でもラクに片づけれるそうです。

片づけたい場所から物を「出し」、出した場所をきれいに掃除して、出した物を丁寧にカラ拭き、さらに自分の好きなもの、よく使うものから先に元の場所に戻していく。

自分の好きなものを優先して戻すことによって、自分に必要ではなかったものが見えてくるんですね。そして、物と向き合うことを繰り返すことで、自分のことも客観的にみることができるようになっていくのでしょう。

伊藤先生は、部屋を片付けるとなぜやせるか、ということを次のように言っています。

物が散乱した床から物をいったん取り除くことは、片付いたイメージを視覚から脳にインプットするのに有効。また洗面所やクローゼットの片付けは、自分の美意識を磨き、自分を客観視し、理想のスタイルを明確にする効果がある。

部屋を片付けて体重10㎏減

『日経ヘルス』では、実際に部屋を片付けてやせた人を紹介していました。
なんと、10か月10㎏もやせていたんです。

私も、まずは1か所の片付けからはじめてみようと思います。
コツは、思い出にひたらずにタンタンと作業をすることだそうです。

片づける過程で、自分と向き合い、部屋もからだもきれいに磨いていこうと思います。

片付けをしようと思って、ダイソーに行って箱を買ってきました。
片づけるときは、収納用品を買ってはいけない、とも言われるけど、モチベーションアップです。

まずは形から、という自分も変えていけたらいいな。

やせたら、また報告します。

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