髪をすいて軽くすると広がってしまう
最近、髪がぼさぼさ過ぎてどうにもならないので美容院に行ってきました。
私は美容院に長時間いることがあまり得意ではないのでカットだけをお願いすることが多いです。今回もカットのみです。
もともと髪の量が多い私、以前までであれば髪がまとまらないのは量を減らせば解決すると思い、美容師さんに「量が多いところをとってください」とお願いしていました。
今回は、もう少し具体的に「ぼさぼさで広がってしまうので、ボリュームをおさえるようにしたい」と伝えました。
すると美容師さん、「髪を薄くしてボリュームを減らすと、よけいに広がってしまいますよ」と言いました。
え？そうなの？
う～ん。そうかもしれない。
つまりは、おそらく重みがある髪は下に下がって落ち着く。すいて重さのなくなった髪は広がる、ということだろう。
なんとなく納得できる気がする。
髪のことは髪のプロに任せることにし、とにかく髪の長さは変えずに広がりをおさえることを第一にして、お任せでカットをお願いした。
ぼさぼさをなくすにはひっかかりを取る
髪のカットを始めた美容師さん。
こちらがじれったくなるくらい表面だけをチョキチョキ少しずつカットしていました。
カット量としては、かつてないほどの少なさだったと思います。
しかし、このわずかなカットでヘアスタイルは驚くほど変わったのです。
広がりはなくなり、ストンとまとまりのある髪に生まれ変わっていました。
美容師さんが言うには、ひっかかりのあるところを中心にカットしていったそうです。
そして、ひっかかりのある部分は、結ばれた髪が多いということ。
結ばれた髪とは、ゴムなどで束ねた髪ではなく、髪自体が結ばれているということです。
いつの間にか自然と玉結びになってしまった髪、見たことあるでしょうか。私の髪には時々あるのですが。
髪が玉結びになると、毛先の方が変な方向を向きますよね。あれが、広がりの原因だったのです。だから、それをとり除けば、髪はまとまりやすくなるということです。
玉結びになった髪が多くなると、ブラシでとかしたとき、ひっかかりが多くなるそうです。
確かに、最近ずいぶん髪がからまってとかしにくな、と思っていました。
髪が広がる、ブラシがひっかかる、そんな時は迷わず美容院にいって解消してもらったほうがよさそうです。
美容師さんが、私の雑談に考え込んで手を止めた時間（私が止まらないで切ってくれと思っていた時間）も含めて、所要時間３０分。
３０分で日常的に感じるストレスが解消できるならいいですよね。
教訓
美容室に行くときには、どんな髪型にしたいかイメージを伝えることはＯＫ！ただし、悩みを解決するための自己判断でのカット方法は伝えない。
伝えるべきことは、自分が困っていること、悩んでいることを具体的に。
次回から、これを心がけて美容院に行こうと思います。
そして、今回びっくりしたことがひとつ。
実は私、自分の髪は太い方だとずっと思っていました。しかし、美容師さんは細いというのです。そういえば、以前も美容院でヘアクリームを買ったときに「細い髪用がいいですね」と言われて「ん？」と疑問に思いながらも流してしまっていたのですが、今回のことで本当に髪が細いのだとわかりました。
自分の髪質の自己判断もいけませんね。これからは、髪質に合わせたヘアケアをしていこうと思います。ずっと太いと思い込んだケアをしていたので。
たくさんの人の髪を見ている美容師さんに、自分の髪質について聞くのは信頼もできていいですね。
おまけで髪の静電気対策について
これは、以前、美容師さんに聞いた話です。
特に冬になると髪の静電気が気になります。
それで、美容院でトリートメントをしてもらえば静電気が抑えられるのではないか、と勝手に考えた私。
美容師さんに「静電気が抑えられるようなトリートメントありませんか」と聞いてみたら、あっさり「ありません」と言われました。
静電気はトリートメントではどうにもならいとのこと。そうだったのか。
では、どうすれば髪の静電気を抑えられるかというと、答えは簡単。
からだと同じで「静電気を逃がしてあげる」しかないそうです。
それを聞いてから、私は静電気を逃がすキーホルダーを持ち歩き、せっせとからだから静電気を逃がしています。
ついでにもうひとつ髪を最短で伸ばすには
美容師さんはおっしゃいました。
「髪を切らない」
あ、そうなのね。
毛先を切ったほうが、伸ばす時に良いというようなことを聞いたことがあるけれど、違うのね。
つまりは、髪を１センチ伸ばすには1ヵ月くらいかかるから、切れば切っただけ目標の長さに到達する期間が長くなる、という単純明快な答えをいただきました。
切らずに伸ばし続し続けるということは、セルフケアが大事になりそうですね。